部活動報告

１１月１８日（金）毎日新聞　福岡地域版に掲載されました。

URL：mainichi.jp/articles/20161118/ddl/k40/050/506000c

玄界高女子ホッケー部

全九州高校選抜２連覇　来年３月、全国大会も上位入賞へ意欲　／福岡

毎日新聞2016年11月18日　地方版

全九州高校選抜ホッケーで２連覇し、笑顔の玄界高女子ホッケー部員

　県立玄界高（古賀市、前田武男校長）の女子ホッケー部が全九州高校選抜大会を２連覇した。同校は県内で唯一、ホッケー部を持つ高校。来年３月の全国選抜大会では過去最高となる２位以上が目標だ。

　九州大会は１２、１３日に宮崎市であり、首里高（沖縄）を６－０、伊万里商高（佐賀）を２－１で破って決勝に進出した。武岡台高（鹿児島）との決勝は互いに堅い守りで譲らず、前後半とも０－０。ＧＫと１対１の攻防でゴールを狙うＳＯ戦もサドンデスとなり、最後に稲葉麗緒さん（１６）が相手シュートを止めて優勝を決めた。

　９月に始動した新チームを引っ張る主将の川鍋真実さん（１７）は「他校に最後まで走り負けなかったのが連覇につながった」と話し、山内光春監督（５１）も「個々の技術ではうちより上の学校もあったが、終盤に足が止まっていた」と、玄界高の走るホッケーと総合力を勝因に挙げた。

　全国大会で目指すのは前回の３位を上回る上位入賞。山内監督は「ゴール前で多くの得点機をつくれているので、決定力をもっと磨かせたい」という。川鍋さんは「本州の強豪校に、まず気持ちで負けないように戦いたい」と意欲を口にした。【上入来尚】